バージョンアップ
オリジナルCCDバージョンアップ
進化する透視くん、監視くん




当サイトの透視専用ロングセラーCCDカメラ「透視くん」が2011年7月さらにバージョンアップしました

今まで基盤の腐食防止処理、端子を小型化しTKとの共用し便宜性を計る、マイク内蔵タイプの設定、経済性を求め電圧を9.6Vから駆動可能にしエネループでの長時間駆動可能化への対応、オプションレンズの充実などをおこなって来ましたが今までメンバールーム内販売専用だったブラッキー仕様を一般解禁することに致しました

遮光テープでケースをマスキングをしフラッシュなどを炊かれても本体が反射しないようになっております
今後は従来のシルバータイプのご指名が無い限り透視くんはこのブラッキー仕様にて納品をさせて頂いております


さらに2011年7月より耐食性のあるゴムリングの緩み止めを標準付属品とすることに致しました

透視くん本体の価格はブラッキー仕様でレンズ緩み止め耐食性ゴムリングが付いても価格据え置きとなります

お陰様で小型レンズのCCDでありながらハンディカムナイトショットより非常に明るく撮れて便利で各種実験に最適という事で透視くんは当サイトのロングセラーカメラとなりました

お陰で今まで仕様変更を何度もしてきましたが売れ筋カメラですのでこのまま価格据え置きでまだ頑張ろうと思います





使用説明



使用方法をご説明いたします

従来はレンズの緩み止めはバネでテンションを掛けて緩むのを防止しておりました
金属製リングやカメラの受けネジの筒にネジを入れてレンズを抑えるという方法も有りますが場合によってはネジを痛める事もありますがバネ抑えならネジを全く痛めませんがピントが動きやすいという欠点が有りました

そこでレンズネジに無理を掛けずに簡単にレンズを固定するためにこのゴム製緩み止めをお付けすることに致しました レンズを一度外してゴムリングを入れるのですが納品時はすでにゴムリングはレンズに装着して納品いたします


レンズ受け部分の上に穴がありますがここにビスを入れて以前はレンズを固定していた時期がありました
しっかりとレンズを固定できるのですが締めすぎるとレンズ山を潰したりピントを動かすときにネジの緩めが弱いとレンズ外周にぐるっと傷を付けて舐めたり最悪の場合は強く締めすぎてネジの頭が取れて壊してしまったり等が報告されました

なによりも撮影現場でピントを変更したいときにプラスドライバーが必用というのがネックでした
そこでバネを入れてテンションを掛けて固定し現場でも容易にピント調整が廻すだけで可能にしておりました



従来機はこの仕様でバネでネジの緩み止めをおこなっておりましたがゴムリングで緩み止めを行い二重になりました


ゴムリングは最初から装着されておりますがピントを合わせるためには一度外すくらいまで戻しレンズを付け直す作業が必用になりますのでその部分をご説明いたします




まずゴムリングをレンズに浅くこのように装着してカメラ本体にねじ込みます

摩擦によりレンズがしっかりとカメラ本体に固定されます
レンズネジもカメラネジも痛めず工具も要らずしっかりと固定できます
バネもゴムの厚み分縮まりますのでテンションが強くなるメリットもありますしレンズを外したときのバネの滑落も防げます

レンズを緩めて再度ピントを調整する場合は一度またゴムリングをこの位の位置に戻しレンズを本体に取り付けてください



装着するとこのような感じになります

緩み止めゴムリングは他社製のカメラとレンズにも流用出来る製品も多いですので是非ご活用下さいませ

当サイトは単なる機材販売店や機材紹介サイトではございません
私自身が特殊機材と撮影をこよなく愛する機材オタクですので撮影者の気持ちがよく分かりますのでというか私自身がマニアですので一般の販売店さんや機材設計者がが気づかないかゆいところに手が届くアイディアが盛り込まれているのが当サイトです
これからも便利な物、面白い物をご紹介していきたいと思います(メンバールーム中心の運営となりますが)






ブラッキー仕様の利点






ダッシュボードの中央に車載した例です
従来のシルバー仕様が左で右がブラッキー仕様です










● 取り付け例のご紹介 ●

ここからは透視くんの販売説明とは全く関係ないのですがメンバールーム記事風な感じで取り付け例をご紹介したいと思います
私のよく使う手法なのですが車のダッシュボードに直接ビスで穴を空けるのは勇気がいることですよね?でもしっかり取り付けたいし色々な物を取り付けたいと思いませんか?

スマートフォンを付けてカーナビ代わりにしたり携帯電話を付けてワンセグを視聴したりなどする場合吸盤式の物ですと取れて落下するのが心配ですし強力な両面テープで色々な物をベタベタ貼るのも避けたいところです

そこで私が実践しているのが黒い厚みの有る板を両面テープでダッシュボードに貼り付けその板にビスでその日取り付ける物を付けるという方法です
このようにすることによりダッシュボードに穴を空けることなく貼り付けた板にビスで取り付ければしっかりとスマートに設置が可能になります

今回は解りやすいように色が違うシルバータイプの透視くんを取り付けた例をここではお見せいたします
このように板を両面テープで付けてそこにビス留めをすれば車を傷めずしかもしっかりと固定が可能です
板は黒い物が無ければスプレーで塗装するのも良いかと思いますがお勧めは光沢が無いカッティングシートを板に貼って両面テープで付けるのが綺麗に仕上がり良いかと思います。適当な大きさに板をカットした際に回り込むようにカッティングシートを貼ればこのようにサイドまで綺麗に黒くなります
スプレーですと切り口がどうしてもザラザラして綺麗に仕上がりませんから
ガラスが反射して上の電線が移り込んだりしていたり等画像が見苦しくてすいません




こちらはブラッキー仕様を搭載したところです
シルバーボディですと流石にカメラだと解ってしまいますがブラッキー仕様だとそのまま何もしなくてもカメラだとは気づかれにくいので目立たず設置するには有利です

さらにボディに窓ふきなどを乗せてしまえば完璧でしょう

透視くんは消費電力が僅か120mAと非常に低消費電力ですので熱を持ちにくいので模造や仕込みなどにも適していますのでタオルを上に乗せたくらいでは発熱を心配する必用はほぼございません


取り付けが解りやすいように斜めから撮影いたしました
カメラの角度を付けるために板の前部分にはカー用品店で購入した厚みのある両面テープを2枚重ねて後ろは薄い両面テープを付けて貼り付けてあるのでこれによりカメラを乗せたときに平行になるように工夫しております
これで真っ直ぐ撮影が可能です。最近はカーナビゲーションなどは外部アナログ入力の付いている物も多いですが通い慣れた道や高速道路の通行などではナビが必要ない場合も多いと思います
そんな時はカーナビに透視くんの信号を外部入力させると面白いですよ

当サイトは赤外線撮影は得意分野ですがメンバールームを隅から隅までどこを見ても赤外線透視のメカニズムをちゃんと説明している部分が有りません
何故ならばどうして透けるかでは無く赤外線撮影の道に踏み込みたい人は何を使えば透けるのかを一番知りたがっておられますのでホームカメラの改造でも携帯の改造でも何を使うのが一番適しているのかを当サイトは提案をしておりこの部分が一番大事だと感じているからです

さてこのように透視くんを車載してモニターに映して走ると赤外線の世界が段々と解ってきます
水銀灯や蛍光灯は赤外線を殆ど出しませんので例えば夜にコンビニに車を停めて店内を写すと肉眼では非常に明るいのに蛍光灯は赤外線を殆ど出しませんから非常に暗く映ります

街灯なども水銀灯ですと赤外線をあまり出しませんから光源だけが見えて廻りが暗くなります
逆に高速の料金所を通ると肉眼では見えない赤外線フラッシュがしっかりと解るのでモニターでは真っ白に光りますしオービスなどを通過した場合もし撮影されてしまっていればその瞬間モニターが真っ白に光ります
住宅などの場合ナツメ球などの場合は肉眼では暗くても赤外線をたっぷり出すので画面は明るく映りますしLED電球などですと肉眼では明るくても透視くんでは暗く映ってしまいます

他の車の窓を映した場合、肉眼では透明に見えても透視くんで映すと真っ暗になる窓もありますがこれはUVカット性能が良いガラスという事になります
逆にフルスモークで車内が全く肉眼では見えないのに透視くんではスカスカに透けて透明ガラスのように見える窓も有ります

赤外線の世界をを学ぶカメラとしては非常に適した機種となっております

カバンに入れて録画機とともに持ち出すとこれもまた色々な実験が出来ますがこのような使い方はちょっと気を付けてくださいませ
最近の服はUVカット機能が優れておりますので透けることはあまり無いとは思うのですが場合によっては衣服が透ける事ももしかしたらあり得るかも知れませんので使い方によっては法律に抵触する恐れもあり得るかも知れませんのでくれぐれも使い方にはご注意下さいませ

このカメラはサングラスを透過させて素顔を見るための防犯用や浮気調査などで車のスモークを透過させたりリモコンの信号が出ているか等のテスト用や各種実験用にお役立て下さい
赤外線撮影とはどんなものなのかを体験したい人はホームカメラに取り付けるフィルターよりも安くて(?)高感度でフルセットの透視くんで色々実験してみて頂ければと思います

この画像は透視くんを取り付けただけですが実際に映像を映すには電源コードと映像コードを接続する必用がありますが車載部分の事だけを説明するために取り付けておりません

私の場合このように板を両面テープで付けてPTOに合わせて色々取り付けておりますがビスの跡が材木の色で点々と残りますがそのような場合はマジックペンで塗って目立たないように修正しております

透視くんは9.6〜12Vですが直接車のシガーライターなど車載バッテリーから直接電源を取ることはお辞め下さい。故障の原因になります
今後自動車から電源が安全に取れるアブソーバーを一般販売する計画がございますのでそれまでは電池やバッテリーなどで稼働させてください







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